Creator Interview

クリエイターインタビュー

Creator Interview
ゲーム
エンジン
開発
プログラマー
Y.Y

これまで関わってきたタイトルや過去の業務パート+現在の担当業務内容

主にコンシューマゲームの開発に関わっています。

ひとつ前に関わっていたタイトルとして 「ドラゴンボール ゼノバース」でグラフィクスの開発を担当していました。キャラクタ、背景、エフェクトそれぞれを担当する複数人のゲームデザイナーの方と表現方法を話し合い、ゲーム上でどのように実現するかを考え、実際にプログラムとして形にするというやりがいのある業務です。
現在は「ドラゴンボール ゼノバース2」 でグラフィクスを担当しています。
前作からの業務に加えて、続編らしい新しいグラフィクスの表現についてデザイナーの方と話し合い、実現に向けて挑戦するという手間がかかりますが興味深い業務です。

関わった仕事で一番印象に残っていること

きっちりものを作るのはとても難しいということがタイトル開発に関わったときの強い印象として残っています。
ゲームタイトルなどの一年以上の長期的な開発を行うときは、そうでない場合に比べてゲームに必要な機能を満たすだけでなく、メンテナンス性や拡張性など非常に多くのことを考える必要があります。
さらに多人数が関わる開発では自分の作ったシステムを他の人が利用することが多々あるため、堅牢性、使いやすさ等も考える必要があります。
入社前は一人や少数での開発経験しかなく、これらについてあまり意識しなかったため、初めてタイトル開発に関わった時、仕事としてきちんとゲームを作ることが非常に難しく感じたのをよく覚えています。

ディンプスを選んだ理由・ディンプスに入ってよかったこと

「STREET FIGHTER IV」を開発していたというのがディンプスを選んだ大きな理由です。
独特な絵画調の表現やプレイしやすくなるようなUI周りの工夫があり、また格闘ゲームとしての細やかなバランス調整もされていて全体的にこだわりのある製品という印象でした。
このような細かな工夫が盛り込まれているというのを知り、自分自身もこだわりのある仕事をしてみたいと考えました。
ディンプスに入って 「ドラゴンボール ゼノバース」を二作担当しましたが、漫画的な表現を実現するために陰影計算、絵的なノイズの解決、処理負荷の低減など様々な点にこだわる気風があり、こだわりを他の開発スタッフと協力して実現できたことが非常に良かったと感じています。

新卒の方に向けてメッセージ

ゲーム開発は変化の連続です。
小さな変化に気付き、大きな変化に対応しようと努力することがとても重要です。
例えばソフトウェアを開発している以上ハードウェアの変化という大きな変化に対応する必要があります。
新しいハードウェアに搭載された新技術やハードウェアの性能を引き出す方法を積極的に勉強し続けることが重要です。
またゲーム開発中に発生する不具合やクオリティの低下は些細な間違いやわずかな変化の積み重ねで発生します。
細かな差異に気付けたり、問題が起きやすい作りと起きにくい作りとの細部の違いに気付けたりすると様々な開発の場面で活躍できるでしょう。

中途の方に向けてメッセージ

ディンプスに入社される方の中にはゲーム業界の外から来られる方も少なくありません。
皆が即戦力としてプロジェクトに投入されるのではなく、研修で必要な知識を得てからプロジェクトに配属されます。
またプロジェクト配属後に解らないことがあっても、開発メンバに気軽に尋ねることができ、気さくに答えてくれる人ばかりです。
全く新しいことに挑戦する場合でもサポートを受けやすい開発環境ですので、ゲーム業界にいる方はもちろん、ゲーム開発に興味のある業界外の方もお待ちしています。

ディンプス通信